うずらの飼育は屋外でも可能?飼育方法や注意点について

うずらの飼育を考えている方、鶏の様に屋外での飼育は可能かどうか?飼育する際には気になるポイントですよね。

うずらは屋外で飼育をすることも出来ますが、本来寒さに弱い渡り鳥なので、気温が下がる冬には屋内での飼育が必要となります。またヒナから育てようと思っているのなら、やはり寒さには弱いので、屋内で体温管理をしながらの飼育となります。

その他にもうずらによる鳴き声や、外敵に対しての注意点なども屋外での飼育では注意をしなければいけません。

ご近所に迷惑にならないかどうかも、屋外で飼育する際のポイントとして考えてみてくださいね。

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うずらの飼育は種類によってベランダなど屋外でも可能

うずらは体長が約20cm程度のキジ科最小の鳥です。
冬を迎えると長い距離を飛び、暖かさを求めて移動する性質がありますが、正直あまり飛ぶことが得意というイメージはありませんでした。

そんなうずらを家庭で飼育したい、という人は意外と多くいるようです。

飼育するとなると、屋外で飼育するのか、屋内で飼育するのかという悩みが出てきます。

結論からいうと、うずらは屋外ではなく家の中など屋内で飼育することが理想的です。

後ほど詳しく触れますが、うずらは暑さや寒さに敏感で、また弱い性質があります。
屋外では気温の変化をダイレクトに感じるので、うずらにとっては過ごしやすい環境とは言えません。

また、臆病な性格をしているので、外敵からの攻撃などに怯えてしまうことも考えられます。
外敵の存在が目に見えなくても、声が聞こえるだけでも恐怖なのです。

しかし、環境によっては、うずらを屋内で飼育することが出来ないというケースもあるはずです。
きちんと雨風や気温の変化への対策、外敵からの攻撃や脱走の対策をすれば、屋外で飼育することは不可能ではありません。

うずらを屋外で飼育する時の注意点について

屋内で飼育することが望ましいうずらを、屋外で飼育する場合にはいくつかの注意点があります。

温度変化への対策

うずらは寒さに弱い鳥です。
本来は冬になると、温暖な場所を目指して移動するので、寒い環境でずっと過ごすことは耐え難い苦痛です。

屋外で飼育する場合でも、冬の厳しい寒さの環境では屋内飼育に切り替えるなど、うずらがストレスにならないような対策が出来ることを前提に飼育をして下さい。

小屋の設置場所

小屋の設置場所によっては、うずらにとって住みにくい環境を作ってしまうこともあります。

雨避けが出来ない、直射日光が照りつける、反対に風通しが良すぎるような場所は適していません。

外敵

うずらにとっては猫やイタチ、ヘビやネズミが外敵となります。
どこからやってくるかわからない外敵から攻撃されないように、屋外で飼育するには頑丈な檻を用意する必要があります。

脱走対策

うずらは渡り鳥なので、檻から脱走することは難しいことではありません。
長距離を飛んで移動出来る力だけではなく、ジャンプする力も持ち合わせています。
油断は禁物です。

二重扉の檻にするなど、入念な対策が必要です。

うずらを屋外で飼育する場合は、鳴き声にも注意が必要です

うずらを飼育するには、鳴き声にも注意が必要です。
うずらの鳴き声と言われて、パッと思い浮かべることが出来る人はどれくらいいるでしょうか。

実は小さな体とは裏腹に、うずらの鳴き声は意外とうるさいです。
何とも言えない、ゴッゴケーーという感じの鳴き声でしょうか。

特にオスのうずらは本当に鳴き声が大きいので、集合住宅ではまず飼育が難しいと思います。

屋内で飼育していて窓を閉めていても外まで聞こえるほどなので、とても集合住宅で飼育出来るようなボリュームではありません。
夜でもお構いなしに鳴くので、そこは覚悟して下さい。

屋外で飼育するとなると、近隣に迷惑にならないように厳重に配慮する必要があります。

ただ、ピヨピヨ、クルクルという可愛い鳴き声を出すときもあるので、こんな鳴き声が聞こえた場合はほっこりした気持ちになるかもしれませんね。

うずらをヒナから育てるなら屋外は向いていません

うずらをヒナから飼育する場合、屋外での飼育はしないようにして下さい。
ヒナは屋外飼育が向いていません。

うずらのヒナは非常に繊細で、養鶏場など飼育に慣れている環境であっても命を落としてしまうことがあるほどです。
そんな繊細なヒナを屋外で飼育するとは、どれほど恐ろしいことかすぐにわかりますね。

ヒナは35~39度の一定の温度が適温であり、屋外でいつもこれだけの温度を保つことはほとんど不可能です。
屋外であってもこれほどの温度を保つことは難しいので、小さな入れ物にタオルなどを敷き詰め、さらにヒーターなどを利用して暖かい温度を保つようにしてあげます。

あわせて知っておきたい!うずら飼育に欠かせない餌や掃除方法

最後になかなか知られていないうずらの飼育について、注意すべきことやポイントを紹介していきます。

檻はうずらが脱走しない対策が必要ということは、先ほど説明しましたね。
その檻の中に身を隠す場所がないと、臆病な性格のうずらにとっては不安や恐怖で強いストレスを感じてしまいます。

うずらが身を隠して安心出来る場所として、体を隠すことが出来る量の干し草を入れてあげるといいです。
排泄で汚れることが考えられるので、定期的に交換する必要はあります。

檻の中はいつも清潔に保たれるように、基本的には毎日掃除をして下さい。

餌は、ペレットだとうずらの体に負担なく与えることが出来ます。
うずらの餌として販売されているものもありますが、卵を産むことを想定した高カロリーの餌なので、常に与えていては肥満の原因になってしまいます。

ペレットと一緒に副食としてコオロギや豆腐、ゆで卵や枝豆を与えて下さい。

複数のうずらを飼育する場合は、オスを二羽以上同じ檻の中で飼育することはNGです。

喧嘩してしまい、どちらかのオスが命を落としてしまう可能性が高くなります。

オスとメス一羽ずつの飼育も、オスからの求愛にメスが疲れ果ててしまいます。

一羽のオスと複数のメス、という飼育バランスがベストです。
繁殖を希望していないなら、メスのみで飼育すると安心です。