主婦と無職の違い!専業主婦は家族を支える役割を担っています

専業主婦として家族のために家事や育児を頑張っている人の中には、自分が「無職」だと言われて心が傷ついている人もいるのではないでしょうか。

主婦と無職にはどんな違いがあるのか、知りたい人もいることだと思います。

ここでは、主婦と無職の違いについてお伝えします。専業主婦だということに引け目を感じて過ごしている方も、これからご紹介する内容を参考にして違いについて考えてみましょう。

主婦の皆さんは、家族を支える役割を担っています。そうした自分の役割に自信を持ち、家族のために毎日家事や育児を頑張りましょう。

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主婦と無職の違いって?主婦とはこんな意味の言葉

一般的に、家の家事全般や育児を担う主婦のことを「専業主婦」と言い、仕事を持つ主婦のことを「兼業主婦」と言いますよね。

結婚して夫婦になると、女性は「主婦」という役割が与えられ、さらに社会で仕事をしているかしていないかの違いで頭に「専業」や「兼業」が付きます。

「主婦」とは、結婚した女性の呼称

結婚は、夫婦が協力し合って家庭を築くものなので、一般的には男性が外に出て働きお金を稼ぎ、女性は外で働いている男性に替わって家の家事全般を任されます。

逆に結婚していない女性の場合は、家事全般をしていたとしても主婦とは言いません。

主婦とは、結婚している女性が家の中で妻や母親として家事や育児を任されている人のことを指します。

無職と主婦には違いがある?無職について解説

証明書を作成する時などに職業欄を記入することがありますが、働いている男性の場合は、”会社員”などと書くことが普通ですが、結婚していて外で仕事をしていない、いわゆる専業主婦の場合、”専業主婦”と書くべきか”無職”と書くべきか迷ってしまうことがありますよね。

専業主婦の職種は”無職”と記入するのが正解

”無職”というのは、文字とおり、職を持っていない人のことで、結婚や男女の違いに関係なく、社会で働いていない状態のことを言います。

項目が選べるようになっていて、”専業主婦”という項目がある場合は、そちらを選びますが、自分で記入する場合には、”無職”と記入します。

主婦が外で仕事をするようになると今度は、”兼業主婦”ではなく、”会社員”や”パートタイム”と記入するのが一般的です。

違いを教えて!主婦は職業じゃないと言われてしまう理由

女性は、男性と違い人生の様々な場面で取り巻く状況が大きく変わります。

特に結婚すると、名字が変わるので、それに伴い今までの旧姓から新姓にするのに様々な手続きをしなくてはいけませんし、男性側の仕事の状況によって転勤するなど、変化に対応しなくてはいけない場面が多々出てきます。

また、仕事を持っていても妊娠・出産によって仕事のスタイルを変えたり、場合によっては仕事を辞めるという選択肢を選ぶ人もいるでしょう。

このように、同じ仕事を続けることがしやすい男性と比べて、女性は自分の気持ちより、常に変化する状況に対応することが求められます。

家のことを任されている主婦の悩み

状況をよく知らない人から「主婦なんて楽そうだよね」などと心無いことを言われ、傷付いた経験がある女性は少なくないのではないでしょうか。

家の中の家事は、やろうと思えばいくらでもあり、キリがありません。

食事作りや掃除、洗濯など、朝からやることがありすぎてヘトヘトなのに、なんで”無職”と言われてしまうのかと矛盾を感じる人も多いでしょう。

私も専業主婦を数年経験してみて終わりのない家事に毎日ヘトヘトでした。

外での仕事を持っていないだけで”無職”という呼ばれ方をされたり、職業欄に記入しなくてはいけないのは納得が出来ないという気持ちはよく分かります。

でも、主婦が家事をいくら頑張っても家庭内の仕事なので、賃金は発生しませんよね。

仕事を持っている人は、賃金を支払われている人という考えから、主婦=無職という考えになり、専業主婦が職業欄に職業を記入する時には、”無職”扱いになってしまうのです。

主婦は無職?職業欄に記入するときはこう記入しよう

主婦が職業欄に記入するのは”主婦”で可

書類を作成する時や証明書を発行する時に、必要となるのが”職業欄”への記入です。

なぜ職業欄の記載があるのかというと、書類の目的によっても様々な理由がありますが、本人であることを証明するためや、職業からその人の生活に関わる詳細(収入など)を予測し、信用度につなげるためなどがおもな理由です。

外で仕事は持たず、家の中の家事を任されている主婦の人にとっては、書類の”職業欄”を前にして何と書いたら良いのかと迷ってしまう人もいるでしょう。

主婦はパートしている場合でも、職業欄に”主婦”と書けば基本的には問題ない

パートも、もちろん立派な仕事ではありますが、職業として考える場合、主婦の時間の中でする仕事(扶養内)という考え方が一般的です。

そのため、パートであっても職業は”主婦”と書くのが一般的です。

専業主婦は家事や育児で家庭を支える役割を担っている

家の家事全般や育児をすべて任されている専業主婦の方が職業を問われて”無職”と答えるのは、引け目を感じたり、恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんが、これについてはまったくそんな風に思う必要はないということを断言します。

専業主婦にも大切な役割がある

一般的な「無職」という言葉のマイナスなイメージが付き物ですよね。

働ける状態なのに、あえて働かない、いわゆる”ニート”の人たちも「無職」に当たるので、同じ言葉に括られてしまうのは仕方がないと分かっていながらも、何か後ろめたさのような気持ちを持ってしまいますよね。

ただ、このような状態の無職と、専業主婦の無職とでは賃金がもらえないという共通点はありながらも、専業主婦の人たちは家の大事な仕事を任されているという大きな違いがあります。

家のことをしっかり管理しているからこそ、円満な家庭が築け、男性も安心して家族のために外で働くことが出来ているのです。

家族が笑顔で過ごせるような家庭づくりに貢献しているんだと考えをシフトし、専業主婦に誇りを持ってみてはいかがでしょうか。