子供が5歳児となると、言動や行動も活発になり大人の言っていることもだいぶ理解できるようになり、一通りの生活習慣も身についてきます。
またルールの決められた遊びを好むようにもなり、心や知能の発達も驚くべき成長していきます。
今回ここでは、5歳児のお子さんが好む遊び方や、体や心の発達の特徴などについて調べてみました。
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5歳児の発達の特徴とは?どんな遊びをすればいいの?
5歳を迎える頃には、思考回路や体の発達もずいぶんと成長を見せるようになったのではないのでしょうか?
運動能力としては、ケンケンをしたり、リズムよくジャンプを繰り返したりできるようになります。
又、リズムに合わせて踊りを踊ったり、ボールなど道具を使った遊びもスムーズにできるようになってきます。
向き不向きもありますが、少し教えれば泳げるようになる子や、スケートを滑ったりすることができる子が出てきます。
一定のルールに則り、周囲と協力し合ったり譲り合ったりしながらゲームを楽しんだりすることもできるようになってきます。
5歳の頃の子どもは、3つ程度の指示を確実にこなすことができるようになり、その後、複雑な指示でも理解し取り組もうとするようになります。
また、自分の世界や、世の中に対しての『疑問』が増え、「どうして〇〇なの?」という問いかけが増えてきます。
体力がついてきて、長い時間公園で遊ぶことができるようになります。
ですが、友達と一緒に遊ぶというよりは、一緒にいるけれど違う遊びをそれぞれしています。
一つの物を奪い合ったりしますが、大人が仲裁し調整するよりも、子供同士でケンカしながらも尊重し合えるように見守りましょう。
5歳児の運動能力や知能の発達やおすすめの遊び方
クレヨンや色鉛筆を使う筆圧が強くなったり、ハサミを上手に扱えるようになります。
年少さんの頃に比べると、ずいぶんとクオリティーの高い作品作りをすることができるようになります。
記憶力の発達が著しい時期でもありますから、伝言ゲームなども楽しむことができるでしょう。
屋外やホールなどの広い場所での遊び
- ごっこ遊び
- かくれんぼ
- 鬼ごっこ
- 花いちもんめ
- ボール遊び
室内での遊び
- ブロック遊び
- 制作遊び
- あやとり
- 折り紙
ボール遊びをする時には、空気を入れすぎないようにしましょう。
幼稚園や、保育園以外の公園などで遊ぶ時には、必ず保護者と一緒に遊ぶようにしましょう。
小学生の兄弟などが居るご家庭は、お兄ちゃんお年ちゃんに子どもを預けることがあると思いますが、これはオススメできません。
小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが一緒に居ても、必ずパパやママも一緒に公園へいくようにしましょう。
5歳児の生活習慣における発達と集団生活における関わりや遊び方について
5歳の頃には、行動を見通せるようになります。
例えば、朝は起きる。幼稚園へいく。その準備をする。
というような、関連付けができるようになってきます。
また、道具の用途も認識します。
赤ちゃんは絵本をぐちゃぐちゃにしてしまいますが、5歳時にもなると絵本はぐちゃぐちゃにするものではなく、物語が描かれ読むものだとわかってきます。
赤信号は渡ってはいけないというような、世の中には決まり事やルールがあることを知っていて、それらを守らなければならないと学びます。
自己主張が強くなり、お友達とぶつかりあうことが多くなりますが、これらを通して他人との距離感を学び、お互いの意見を尊重し合う大切さを知ります。
そして、集団での団結力を生み、目的を持ってみんなの意見を聞き、同じ方向に協力しながら進むことを感じながら、実行できるようになってきます。
5歳児になると男女共にルールのある遊びができるようになります!
大人のルールと子どものルールは違います。
子供の頃にたくさん喧嘩をしないと、思春期を迎える頃の難しい時期にお友達と交流できなくなってしまいます。
一つのボールを乱暴に取り合っている場面に遭遇すると、親としては仲裁に入りたい気持ちになりますが、そこはグッとガマンです。
ボールを力ずくで奪い合っても、遊ぶことはできないと気づかせなければなりません。
そうして、一つのものを2人で使うにはどうしたら良いのかを、考えさせましょう。
人間には、知恵があります。
教えられるだけの知識では生きていくことはできません。
困ったり、悩んだり迷ったりした時に、自分の中から湧き出てくる解決策を頼りに物事に取り組まなければならないのです。
これは、大人になってからしようと思ってもできません。
子供の頃から、他人とぶつかり合い、揉めたり理解し合ったりすることを繰り返さないと身につくことではないのです。
5歳児は心も発達し心の感情を読み取ることができるようになる。
喜びや悲しみ。
このような感情を、相手の表情から読み取ることができるようになります。
『〇〇くんは先生に怒られてしょんぼりしている』
『〇〇ちゃんはお弁当にイチゴが入っていたから喜んでいる』
『〇〇くんは△△くんと遊びたいけど、仲間に入れてもらえなくて困ってる』
などと、状況を理解し表情を読み取って、おきていることを推測することができるようになります。
また、赤ちゃんには優しく、おばあちゃんには親切になど、思いやりを持ちながら他人と接することを学ぶ時期でもあります。
5歳の頃は、すっかり赤ちゃんっぽさが抜けて、お兄ちゃんお姉ちゃんの顔をのぞかせるようになるでしょう。