木のまな板をずっと使い続けていると、カビが生えたり黒ずんでしまうことがあります。素材が木なので、削り直しすることで元の綺麗なまな板に生まれ変わりますが、削り直しする場合はどのような方法があるのでしょうか。
簡単に使えるまな板削りグッツもありますので、試してみては?
木のまな板は、普段のお手入れと保管次第で状態を綺麗に保つことができます。長く使い続けるためにも上手に使いましょう。
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まな板を削り直しするには?その方法とは
木のまな板は刃当たりが柔らかく、木のぬくもりが感じられて根強い人気があるようです。しかし、使用しているうちに傷が付き、その傷に雑菌が入ってしまって黒ずんだり、カビが生えてしまう事があります。
まな板の再生法、まな板を削るのが一番確実
まな板を削る方法には、サンドペーパーで削る方法と、かんなで削る方法があります。
それぞれの方法、利点などについて考えてみましょう。
【サンドペーパーで削る方法】
サンドペーパーでまな板を削る方法は、失敗が少なく素人でも簡単に行う事ができます。しかし、サンドペーパーでは深くは削ることができないので、まな板の黒ずみやカビなどが深く染み込んでいる場合は、完全に除去することはできません。また、サンドペーパーで仕上げると、まな板の表面が細かく毛羽立った状態になります。そのため、かんなで仕上げるのに比べて汚れが付きやすくなります。
手順
- 300番程度の粗い目のサンドペーパーでまな板の表面を削ります。大まかな汚れが取れるまで、しっかりと擦ります。
- 次に、700番程度、1000番程度、1500番程度と細かい目のサンドペーパーに変えてまな板の表面を滑らかに仕上げていきます。
【かんなで削る方法】
かんなを使用すると、まな板の厚みが残っている限りは深く染み込んだ汚れも削り取ることができます。また、表面がシャープに削り取られるので毛羽立ちがなく、汚れが染み込みづらくなります。ただ、素人がまな板を平らに削るのは困難なので、かんなを使用したことの無い方には自分で作業することはお勧めできません。専門の業者に依頼することをお勧めします。
手順
- かんなの刃を削る厚みに合わせて調整します。
- まな板の表面を削ります。
まな板の黒ずみやカビが生えてしまったら削り直しするしかない?おすすめのメンテナンス方法
まな板が黒ずんだりカビが生えてしまった場合、削る以外の自宅で簡単にできるメンテナンス方法をご紹介します。
まな板のメンテナンス方法
【クレンザーを使用する】
クレンザーを使用してまな板の表面を擦ると、クレンザーの研磨剤が汚れを削り落としてくれます。クレンザーには、クリームタイプと粉タイプの2種類ありますが、どちらを使用しても大丈夫です。
手順
- クレンザーをまな板の表面にたっぷりとかけます。
- ナイロンスポンジやタワシで擦ります。
- しっかりと水で洗い流します。
【重曹を使用する】
重曹はアルカリ性の成分で、殺菌、消臭効果があります。また、食品にも使用されるので、まな板にも安心して使用できます。ただ、木に使用すると黒っぽく変色する場合があるので、長時間つけないように注意しましょう。
手順
- まな板に重曹をたっぷりと振りかけます。
- ナイロンスポンジやタワシでよく擦ります。
まな板の表面をナイロンスポンジやタワシで擦る時は、縦方向、横方向、斜め方向の他、円を描くようにあらゆる方向で擦り、細かい傷に入り込んだ汚れをかき出すようなイメージで擦りましょう。
まな板を綺麗に削り直ししたいなら、専門業者に頼む方法が一番
木のまな板を復活させるには削り直すのが一番です。そもそも、削り直しが出来るのが木のまな板の利点でもあります。気に入った木のまな板を、削り直しながら大切に使用するのは環境にも優しく、素敵ですね。
木のまな板の削り直しは自分で行うのは非常に困難
専門の業者に依頼すると良いでしょう。削り直しの代金は、まな板の大きさと、片面だけ削る場合と両面削る場合とで異なってきます。業者によって異なりますが、家庭で使用するサイズのまな板だと、1000円台~3000円程度です。それに、出張料が加算されますので、まな板を自分で持ち込める業者に持っていくと出張料がかからず削り直し代金だけで済みます。また、郵送で削り直しを承っている業者もあるので、その場合は郵送料が加算されます。
まな板の削り直しをすると、当然まな板の厚みは薄くなります
削る厚さは、まな板の状況によって異なってきます。まな板が薄くなるのが勿体無いからと長期間削り直しをしないでいるとまな板のダメージが深部まで達してしまい、却って削る厚さが大きくなって寿命を縮めてしまう場合もあります。衛生的な問題も考慮して、まな板の削りなおしの時期を見極めましょう。
毎日行いたい、木のまな板のお手入れ方法
木のまな板を長く清潔に使用するには、以下のことに気をつけましょう。
まな板の手入れ
使用する前にぬらす
木のまな板は、乾燥した状態だと木の目に臭いや汚れが入り込んでしまいます。使用する前に水をたっぷりとかけて濡らしましょう。
洗う時はタワシを使用する
木のまな板は包丁の刃で傷がつきやすく、細かな傷が沢山できています。また、微小な木の目のおうとつがあります。タワシでしっかりと擦って表面の汚れを落としましょう。
使用後はすぐに拭いて乾かす
木のまな板を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくカビの原因にもなります。使用後はタワシでしっかりと洗い、清潔な布巾で水気を拭き取り風通しの良い場所に置いて乾かしましょう。
長くいい状態でまな板を使い続けるには保管方法にも注意が必要
木のまな板の保管方法についてご案内します。
- 風通しの良い場所に保管する
木のまな板は湿気を吸収するので、シンクの下などに保管することはおすすめできません。風通しの良い場所に保管しましょう。 - 蜜蝋を塗る
木は乾燥しすぎるとひび割れてしまう場合があります。長期間使用しない場合は、完全に乾かした後に、蜜蝋を塗ってコーティングしましょう。