野良猫の親子を捕獲するには?保護した後の対応とは

野良猫の親子が庭に住み着いてしまったときなど、野良猫を捕獲したいときはどうしたらいいのでしょうか?

まず、捕獲する前には、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

また、捕獲した後に保護するときは、どんな対応が必要なのでしょうか?

そこで、野良猫の親子を捕獲する方法や保護した後の対応、また保護猫を飼育するときに必要なものなどについてもまとめてみました。

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野良猫の親子を捕獲する前に、気をつけたいこと

気がつけば庭に住み着いてしまったような野良猫の親子を捕獲するときには、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

まず、捕獲をする前には、野良猫の警戒心を和らげることが大切です。

それには、やはり餌づけが効果があります。

そうすることで、あなたが危険な人間ではないということを教えましょう。

猫はすばしっこいので、できるだけ手で触れるくらいに接近できるようになるといいですね。

決まった場所や決まった時間帯に餌を用意するようにすると、だんだん猫も覚えてその時間の前に現れるようになります。

あなたが餌をくれる人だと覚えてもおらうためにも、静かにしゃがみこみ、自分の手のひらから餌をあげるようにするといいでしょう。

無理に捕まえようとすると、余計に警戒心を強めることになり逆効果です。

猫は、声が大きな人や音の出るような物を持っている人、どしどし歩くような人を嫌います。

気をつけましょう!

野良猫の親子を捕獲して保護したいときは?

野良猫の親子を捕獲するときに、捕獲器を使用すると、きっと子猫の方が先に捕獲器にかかるでしょう。

なので捕獲器の他にも、たも綱も用意するようにしましょう。

そして、自分一人ではなく、何人かお手伝いしてくれる人が必要です。

野良猫の捕獲は簡単にはできませんので、長期戦になることを覚悟しましょう。

では、野良猫の親子を捕獲して保護したいときはどうするのか?

野良猫を捕獲することができたら、捕獲器に入れたそのまま獣医さんに連れて行きましょう。

中に餌と水を入れておけば、一晩くらいは問題ありません。

そして、獣医さんでは、ノミと耳ダニのチェックをしてもらいます。

もしも、ノミと耳ダニが見つかった場合は、先住猫には接触させないようにしてくださいね。

自宅に住み着いた野良猫の親子を捕獲しました!

自宅の庭などに野良猫の親子が住み着いてしまうと困りますよね。

近付こうとすると、母猫は威嚇してきたりするかもしれません。

なんとか素手で捕まえて保護しようとしても、すぐに暴れて逃げられることもあります。

そうなると、素手での捕獲は難しいでしょう。

その場合は、捕獲器を用意しましょう。

捕獲できたとしても、野良猫をそのまま保護できないこともあります。

ただ、そんなときは保護できなくても病院や保健所に連れて行きましょう。

自分で捕獲したりすることが難しいときは、野良猫の捕獲や保護を行っている業者や団体などもありますので、そちらに相談してみてくださいね。

保護した猫を飼育するときに必要なもの

保護した猫を飼育するときは、何が必要なのでしょうか?

保護した猫を飼育するためには、ケージや水と餌を入れる器、そして猫のトイレが必要です。

このような猫の飼育に必要なものは、できれば野良猫を保護する前に揃えておきたいですね。

しかし、なかなか捕獲できるかどうかもわかりません。

なので、無事捕獲をできたからでも大丈夫ですよ。

また、ケージや水と餌を入れる器、そして猫のトイレの他にもあったらいいものもあります。

例えば、爪とぎや爪切り、猫用のシャンプーなどあると便利です。

ちなみに、猫用のケージを用意するときは、シンプルなものを用意するといいでしょう。

リサイクルショップなんかでも購入することができますよ。

また、トイレもケージの中に入れることを想定して、それに合わせたサイズを選びましょう。

猫砂も固まるタイプやトイレに流せるタイプなど種類があります。

固まるタイプの砂がオススメですよ。

水と餌を入れる器については、特に猫用のものでなくても問題ありません。

家にあるものを猫用に代用してもいいですし、便利グッズなどを探してみてはどうでしょうか。

ただし、野良猫に使ったものは人や他の猫には共有しないようにしましょう。

野良猫を保護したら、まずやることは?

野良猫を拾って保護したときは、野良猫の健康状態を確認するために、動物病院へ連れて行きましょう。

獣医さんにきちんと診てもらうことで、健康状態だけではなく、費用はかかりますが感染症の検査や予防接種などもできますよ。

感染症は人間にもうつることもありますので、注意しなければなりません。

それから、野良猫を保護したときは、この猫が本当に野良猫なのかの確認も必要です。

最寄りの警察や保健所などで、迷子猫の届けが出ていないかを聞いてみましょう。

飼い猫であれば、首輪にマイクロチップをつけられていることもあります。

なので、動物病院でそれも一緒に確認してもらうといいでしょう。

猫の健康状態も大切ですが、もしも大切な猫を探している飼い主さんもいるかもしれません。

一刻もはやく知らせてあげたいですし、猫も元の飼い主の元へ戻してあげたいですよね。

なので、野良猫を保護したしたときは、健康状態のチェックと飼い猫かどうかのチェックも忘れずに行いましょう。