初七日のお供えにお団子を準備する理由と簡単お団子レシピ

初七日のお供えでお団子を準備する家庭もあれば、果物やお菓子だけお供えする家庭もああります。

宗教による違いのようですが、なぜお供えでお団子を準備するのか知っていますか?

初七日のお供えでお団子を準備する理由について調べてみました。
また、誰でも簡単に作れるお団子レシピについてもご紹介します。

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初七日のお供えでお団子を準備するのはなぜ?

お亡くなりになった人の枕元に供えるお団子のことを「枕団子」といいます。これは、住んでいる地域や宗派によってはお供えしない場合もあります。

初七日でお供えをする場合について

亡くなった人の魂は、亡くなった直後すぐに善光寺へ向かうと考えられています。善光寺まで向かう道中の「お弁当」として、極楽浄土まで向かう旅のお供として枕団子(枕飯)を用意します。

枕団子と枕飯の違いは、ご飯の状態でお供えするか、お団子の状態でお供えするか違いであって、特別な意味があるものではありません。

お供えするお団子の数ですが「6個」もしくは「49個」のことが多いです。

6個の意味・・・六道(ろくどう・りくどう)という、仏教の考え方からきています
49個の意味・・四十九日が由来です

お団子の数は、地域や習慣によっても数が変わります。亡くなった人の年齢と同じ数を供えるという地域もあるようです。

お供えした枕団子は、食べることで度胸がつくと言われています。たくさん用意してみんなでいただくと良いでしょう。

初七日のお供えにお団子を用意するかどうかは宗教による

宗教によって、お供え物に対しての考え方が違います。

浄土真宗
果物やお菓子など、通常のお供え物を準備します。

曹洞宗
果物をお供えするのは同じですが、これの他に「積み団子」というお供え物も用意します。
曹洞宗は、初七日から7日ごとにお参りを行い「御霊供膳」と「お団子」のお供えを行うしきたりがあります。

積み団子の由来は、「お釈迦様が亡くなる前に食事を取らなくなり、弟子たちが食物を潰して団子状にしてお釈迦様に食べてもらおうとした」ことです。

お供え物もお膳も、宗教によって色々と異なる部分があります。

ですから、「これが一般的です」という正解を提示することができません。気になる場合は、身内の中の年配の方たち・もしくはお寺の方に、自分の宗派のお供え物について訪ねてみると良いでしょう。

初七日にお団子をお供えする曹洞宗、他に準備すべきものは?

曹洞宗は初七日から7日ごとにお参りを行い、御霊供膳とお団子のお供えをすると上記でもお伝えしました。

御霊供膳

私達が食事をすることと同じように、お亡くなりになった方にも遺族の食事を取り分けてお供えすることです。

毎日・毎食必ず行うことが難しい場合もあるでしょう。このような時は、お亡くなりになった方を想う気持ちが大切ですから、偲ぶ心を忘れずに御膳をともにすることが大切になります。

曹洞宗は、お釈迦様が7日ごとの法要で迷っている心を穏やかな仏心に導いてくださるという教えになります。

曹洞宗では、仏壇の中にお亡くなりになった方の写真を飾ることを「問題なし」としています。

仏壇や位牌に魂を入れる儀式の時は、お供えや準備するものが決められていますので、準備をしましょう。

 

お供え物について

  • 果物
  • 御霊供膳
  • 積み団子

 

準備物

  • ひとつまみの塩
  • ひとつまみの米
  • 割り箸一膳
  • お水をコップ一杯
  • 習字用の新品の小筆
  • 少量の墨汁
  • 墨汁を入れる硯や小皿

初七日にお供えするお団子の作り方は?

初七日にお供えする枕団子の作り方

■材料

団子の粉・・・230g、ぬるま湯・・・190ml

■作り方

 

  1. 団子の粉に少しずつぬるま湯を入れて、耳たぶと同じ位の硬さになるまでこねる
  2. 四等分に分け、棒状に伸ばしたあとに更に5等分して丸める
  3. お湯を沸騰させる
  4. 沸騰したお湯に団子を入れ、団子が浮かび上がってきたら3分程度茹でお湯から上げる
  5. 冷水に入れて冷やす
  6. 冷えたら水から引き上げ、水気を切る
  7. バットやお皿に並べれば完成です

 

生地をこねる時は、水を使うよりもぬるま湯を使う方がこねやすくておすすめです。

お墓に持参する場合、打ち粉をしてくっつかないようにしてから持っていきましょう。
こうすることで、お団子同士がくっついてしまうことを予防することができます。

初七日にお供えする積み団子の簡単な作り方

続いては、4段積みの積み団子の作り方についてご紹介します。

 

材料

上新粉・・・200g、水・・・200cc程度

 

作り方

  1. 上新粉に少しずつ水を食われて混ぜる
  2. 団子の生地は耳たぶ程度の柔らかさにする
  3. 私の家での場合ですが、1盛りの物を2つ作っています。1盛りで20個のお団子が必要になるため、1個あたりを約8gの重さにして19個作ります。20個目の最後の1個は、残っているものを調整して、生地をまとめてお団子を作りましょう。
  4. クッキングシートにお団子を積んでいく
    土台 ・・・10個
    2段め・・・6個
    3段め・・・3個
    4段め・・・1個
  5. お団子を蒸し器に入れて10分程度蒸す
  6. 蒸し上がったら完成です

蒸し上がったお団子を見ればわかるのですが、表面がツヤツヤしていてとても綺麗です。蒸すことでお団子同士がくっつくので、多少動いてもお団子が崩れてしまうことはありません。

自分でも簡単に作ることができますので、是非作ってみてください。